2013年
4月
28日
日
以前の記事にて万年筆のデザインについて書きましたが、私が好きなデザインと言えばヴィンテージよりのものばかりでした。
しかしヴィンテージと言えども、いざ手にすると「もうちょっと太かったらなぁ」だとか「もうちょっと長かったらなぁ」と思うところもありました。
「もうこうなったら自分でデザインしてやろうじゃないか!」
ネットで調べたところ、長野にある「万年筆の山田」さんが、デザインからオーダーを受け付けているようだった。
なにはともあれ、早速電話をすると、
「オーダーメイド? やってますよ。素材はエボナイトなんですがね・・・」
(エボナイト:生ゴムを長時間加硫して硬化させたもの)
私はエボナイト製の万年筆を持っているので、エボナイトの感触が非常に良いのを知っていた。
「むしろ、エボナイトでお願いしたいと思っていたんです」
「それじゃ、デザインを送って下さい」
ということで、考えたデザインがコチラ。。。
2013年
4月
26日
金
手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)というのをご存知でしょうか?
手のひらに異常に汗をかく症状なのですが、私も重度の手掌多汗症持ちなのです。
交感神経が普通の人より過敏なのが原因?だったと思いますが、完全な治療法はまだ確立されていないと思います。(手術をしても、他の部位から汗が出る代償性発汗という症状が出るようです)
特に緊張しているわけでも無いのに、手汗をかくので結構大変なのです。。。汗
例えば、何気なく握手を求められた場面とか(あまりないが、、、笑)
電車に乗るときも、つり革や手すりを掴めない。。。
これまでにも苦い経験はたくさんありました。
学生時代には、腕相撲をするときに気を使い、友人とゲームするときに気を使い・・・。
中でも、高校入学時のフォークダンスはきつかった。。。
踊る相手が変わるたびに、手汗をふく。踊った相手が嫌な思いをしただろうが、ふかなきゃどうしようもない。。。
授業時も大変でした。
袖を引っ張り、小指に引っ掛けて、紙と手の間に制服の袖をタオル代わりにして、ノートを書く。
ひどいときは、ノートをとる気にもなりません。
私の場合は、ひどいときは手のひらから水滴が零れ落ちるくらいのレベルです。。。
とにかく、手汗が出るときは手作業などする気になれないのです。というより物に触れたくない。
それぐらい嫌なものだということを理解して頂ければ・・・そういう人もいるんだということを理解していただければ。。。
そんなわけで本題に入りますが、そんな私の筆記具選びには、欠かせないポイントがあるわけです。
それは素材です。まず金属性のものは極力避けます。
次にグリップがゴムのもの。これは、私だけかもしれませんがあまり好きじゃない。
そういうわけで、私が選ぶ筆記具は以下の写真のようなものになるわけでございます。。。
2013年
4月
17日
水
行きつけの喫茶店が閉店した。
初めて訪れたとき、あまりの珈琲の美味しさに感動した。
どの分野でも、飛びぬけたものというのは、本当に「別次元」という言葉がピッタリのような気がする。
「さぼてん栄光」の珈琲も別次元だった。珈琲なのだが、全く別の飲み物を飲んでいる感覚だった。
まるで魔法のかかっているかのような珈琲だった。
それ以来「どうにかこの味を再現できないものか」と、コーヒーの器具を一式揃え、お店に通いながらマスターから珈琲のいろはを教えてもらった。
私が初めて店を訪れたとき、マスターはもう高齢で、認知症の気があった。
珈琲の会社に30年、それから独立して云十年。カウンターには、楯がズラリと並ぶ。
珈琲の話題を振ると「よし来た!」とばかりに、こちらが聞くともなく、アレコレと教えてくれた。
毎度毎度、訪れるたびに「今日は学校休み?」と言われた。
私は、その度に「もう卒業していまして……」と返し、自己紹介をそこそこに珈琲の話題を振る。
「ここの味に近づけるためには、どういうブレンドにしたらよいのでしょうか?」
などという、きわどい質問をぶつけると、
二カッと笑い「まぁ、また教えちゃるけん」と言われ、後日伺うと、
「今日は学校休み?」
と、やはり言われてしまうのであった。
先日、マスターが亡くなりお店は閉められた。
今も、マスターから教えてもらったことを頼りに「あの珈琲の味を再現しよう」と自分なりに試しているのだが、一向に近づく気配はない。
今まで、たくさんの喫茶店を巡ったが、別の次元にいる珈琲を「さぼてん栄光」以外に私は知らない。
行きつけの喫茶店が閉店した。
2013年
4月
11日
木
最近、アナログ画(水彩画)を描いているのですが、つくづくデジタル画とは対極にあるように感じます。
というのは、アナログの場合”一度引いた線は、完全に取り消すことが出来ない”のである種の緊張感を保ったまま、画面に向かうわけです。
そこでは、予期せぬハプニングが起こることもあったり、またそれがかえってよい結果を生むこともあるという即興の性質を持っているわけです。
デジタルでもUNDOしなければいいと思われるかもしれませんが、デジタルでは水加減や乾燥、また筆先のトラブルなどは基本的にありません。
2013年
4月
02日
火
さてさて、京都旅行もこの日がラストなわけですが、この日は、観光をほどほど(廬山寺、平安神宮、青蓮門院跡)にして、主に喫茶店巡っていきます。
前の一人旅の記事の時にも書きましたが、京都のコーヒーは薄くて私好みでして、おまけにおしゃれなカフェや喫茶店が多いので、コーヒー大好き人間としては巡りたくなるわけです。
前日に、急遽、喫茶店めぐりすることにしたのですが、調べていると何やら三大老舗喫茶店があるとのこと。
前の一人旅の時に行った『フランソワ喫茶室』はそのうちの一つらしく「これは是非とも、あと二つ行かねば!」と張り切って巡りました。
ちなみに、フランソワ喫茶室の画像はコチラ。。
2013年
4月
01日
月
この日は、今回の旅行の目的であるラクガキングこと寺田克也さんの「ココ10年展」に行ってきました。
寺田さんは主にデジタルでお仕事をされていて、アナログの絵に比べるとどうしても見劣りしてしまいがちなデジタルの絵をどう展示するのかに興味がありました。
年内までには私も(小さいですが)個展を検討していまして、同じデジタル描きとして勉強になればと思っていたわけですが・・・
2013年
4月
01日
月
3月27~31日にかけて京都旅行へ行ってきました。
目的は、寺田克也さんの個展です。
私も年内までに個展をやりたいなぁと思っておりまして、その参考のために行ってきたわけでございます。
「デジタル絵の展示は、どんなものだろう?」
と、私も主にデジタルで仕上げてしまうため、どうしてもこの点が気になってしまいます。。
とまぁ、詳しくは別に書くとして。。。
福岡から京都まで、夜行バスにて12時間ですよ。。。泣
行きの地獄たるや!
全席指定、満員。
私は窓際に座っていわけなのですが、車内は夜の11時頃くらいから消灯するわけです。
私も寝ようと努力するのですが、イスに座っている状態では、なかなか寝付けません。
隣の人に気を遣いつつ、アレコレ姿勢を変えてみてもダメ。
窓に頭を預ければ、何かしらんが取っ手のような物が丁度頭にぶつかる。
足元は、タイヤの近くかしらんが異常に熱を持ってて、変な位置をキープせざるを得ない。
車内は、満席の影響かしらんが酸素が薄くて呼吸がし辛い。。
で、12時間。
もう暴力ですよ汗
私は、エコノミークラス症候群のきらいがある(と個人的に思っている)ので、休憩ポイントでは、出来るだけ外に出たいのだが、通路側の方が寝てるのでそれも出来ず。。。
行きの地獄たるや!
ってことで12時間後。28日、午前8時ごろ、京都着。
さっそく宿へ向かい、荷物を預け、自転車を借りる。(前の一人旅の記事にも書いたが、私は京都ではレンタサイクルを借りて観光している。)
寺田さんの個展は、明日(29日)に行く予定なので、この日はまったり?観光。
前回、一人旅で行けなかったところや、宿で出会った方々からの情報をもとに観光していく。
というわけで、宿の主人オススメ・本満寺の枝垂れ桜。